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「ネットの外側」は有効?テニスの意外なルール「ポール回し」の正体とは | テニスパーク
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コラム
2026年1月12日更新:2026年3月17日テニスパーク管理人

「ネットの外側」は有効?ネットの上を通さなくてもOK?幻の神ショット「ポール回し」の正体

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「ネットの外側」は有効?ネットの上を通さなくてもOK?幻の神ショット「ポール回し」の正体

テニスの試合を観戦していて、「今のプレー、どうなってるの!?」と目を疑うような瞬間に出会ったことはありませんか?

私がテニスをテレビで観戦している中で、先日ある試合でそんな場面に遭遇しました。相手が放った強烈に鋭角なアングルショット。それを必死に追いかけたプレーヤーが、コートのはるか外側でボールに追いつき、見事な返球を見せました。

しかし、そのボールの軌道をよく見ると……なんと、ネットの上を通過していないのです。

ネットの真横を、地面スレスレの高さで通り抜けて相手コートに突き刺さったそのショット。「今のってルール違反じゃないの?」と一瞬疑問に思った方もいるかもしれません。

今回は、知っていると観戦が100倍楽しくなるテニスの意外なルール、通称「ポール回し」について解説します。

ITFのルールに基づき、観戦経験を交えながらまとめました。

テニスのルールが認める「意外な返球」

結論から言いましょう。テニスにおいて、ボールは必ずしもネットの上を通過する必要はありません。

「テニスはネット越しにボールを打ち合うスポーツ」というイメージが強いため、意外に思われるかもしれませんが、国際テニス連盟(ITF)の規則第25条「有効な返球(Good Return)」にはこう記されています。

ボールがネットポスト(支柱)の外側を通過して、相手コートに入った場合は有効な返球となる。

つまり、ネットの上ではなく「横」を通っても、最終的に相手のコートに入れば、それは立派なポイントになるのです。たとえボールの高さがネットより低い位置を通っていたとしても、外側さえ通過していれば全く問題ありません。

通称「アラウンド・ザ・ポスト(ポール回し)」の凄さ

この、ネットの外側をぐるりと回して入れるショットは、テニス界では「アラウンド・ザ・ポスト(Around the Post)」、日本では親しみを込めて「ポール回し」と呼ばれています。

このプレーが「幻の神ショット」と呼ばれるのには理由があります。

まず、狙って打てる場面が極めて限定的です。相手のショットが鋭角で、自分がコートの遥か外側まで追い出された時にしか、この「通り道」は現れません。 さらに、ネットという障害物がない分、直線的に打ち込めるメリットはありますが、コートのサイドライン際という非常に狭いターゲットにボールをねじ込む、極限のコントロールが要求されます。

ピンチがチャンスに変わる、究極のカウンター

「ポール回し」が繰り出されたとき、会場は一瞬の静寂のあと、爆発的な歓声に包まれます。

なぜなら、このショットは「究極の逆転劇」だからです。 鋭角なショットを打った側は、通常「これで決まった(エースだ)」と確信しています。その油断を突くように、コートの外から弾丸のようなボールが真横から飛んでくるのですから、返球するのはほぼ不可能です。

守備から一転、一撃でポイントを奪い去る。この爽快感こそが、テニスというスポーツの醍醐味と言えるでしょう。

次回の観戦がもっと面白くなる!

テニスは、決められた白線の中だけで完結するスポーツではありません。 コートの外側の空間までも味方につけ、3次元の立体的な戦略で戦う。そう考えると、あの四角いコートがもっと広く、自由な場所に見えてきませんか?

次に試合を観る時は、選手が大きくサイドに振られた瞬間に注目してみてください。もしかしたら、ネットの概念を覆す「幻の神ショット」が目撃できるかもしれません。

ポール回し以外にも、タッチネットや即座のコール、道具・観戦の豆知識を15テーマでまとめた記事があります。気になるテーマがあれば、ぜひご覧ください。

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本記事は2026年1月時点の情報に基づいて執筆しています。ルールの解釈はITF(国際テニス連盟)の規定に準じています。大会要項で異なる定めがある場合は、そちらを優先してください。

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この記事を書いた人

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神奈川県川崎市在住。50代からテニスを始め、サークルを立ち上げ運営中。 事務作業の効率化のためにサークル運営支援アプリ『テニスパーク』を自ら開発。 プレーヤー・運営者・開発者の3つの視点から情報を発信しています。

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