「テニススクールに通うほどガチじゃないけれど、サークルで打つときにもう少し思い通りに打てたらいいな……」 そんなふうに思ったことはありませんか?
月に数回、仲間と集まってワイワイ打つ時間は最高に楽しいですよね。でも、空振りが続いたり、チャンスボールをネットにかけたりすると、少しだけ「あぁ、もっと上手くなりたいな」と悔しくなります。
実は、特別なトレーニングや高い月謝を払わなくても、日々のちょっとした意識と習慣を変えるだけでテニスは劇的に楽しく、そして上手くなります。今回は、ゆるく楽しみながらも着実にレベルアップするためのポイントをまとめました。
ゆるテニでもうまくなるための大事な考え方
まずは「技術」の前に「考え方」をアップデートしましょう。これだけでミスがグッと減ります。
完璧なフォームよりも「再現性」
プロのような美しいフォームを目指す必要はありません。大事なのは「こう振れば、だいたいあそこに飛ぶ」という自分なりの安定感。形にこだわりすぎて動きがギクシャクするより、自分が一番楽にコートへ返せる「再現性の高い形」を大切にしましょう。ミスを減らす=上達
テニスは「最後にミスをした方が負ける」スポーツです。派手なエースを狙うよりも、まずは「ネットしない」「アウトしない」ことを意識するだけで、サークル内では「あの人、なんかミスしないし上手いよね」と思われるようになります。1つずつ改善する
「今日は足を動かす」「今日は打点を前にする」など、その日のテーマを1つだけ決めましょう。欲張らないことが、結果的に上達への近道です。
普段からできる上達のための習慣
コートにいない時間も、ほんの少しの工夫で差がつきます。
ラケットを触る頻度を増やす
週1回の練習でしかラケットを握らないと、手の感覚がリセットされてしまいます。毎日3分でいいので、部屋でラケットを握ってグリップを確認したり、ボールをポンポンとつく「ボール遊び」をしたりしてみましょう。ラケットを「手の延長」にする感覚が養われます。目的を持ってテニス動画を見る
YouTubeなどで動画を見る際は、プロの試合よりも**「自分より少し上手いアマチュア」**の動画を探してみましょう。プロの動きは身体能力が別次元すぎて真似をすると怪我をする恐れもありますが、市民大会などの上級者の動きは、リズムや構えの早さなど、真似できるヒントが詰まっています。
サークルの中で意識すると上達が早いポイント
いざコートに立ったとき、ここだけは意識してほしいポイントです。
「準備」と「打点」を一定に
相手が打った瞬間に体を横に向ける「準備」を早くするだけで、振り遅れはなくなります。そして、自分が一番力が入る「打点」で捉えることだけに集中しましょう。ミスしたときに「なぜ?」を考える
ミスを「運が悪かった」で終わらせるのはもったいない!「今のネットは膝が伸びていたからかな?」「アウトしたのは面が上を向いていたかな?」と、一言でいいので自分の中で振り返ってみてください。その「なぜ?」の積み重ねが、次のプレーの修正力になります。
「テニスパーク」アプリには振り返りの機能もあります。是非、ご利用ください。
ゆるテニ勢が特に気を付けたい「よくある落とし穴」
良かれと思ってやっていることが、実は上達を妨げているかもしれません。
ラケットを「振りすぎる」/「一発逆転」を狙いすぎる
速い球を打ちたいあまり、全力でラケットを振っていませんか?私も全力とまではいかなくても、強く振ってオーバーしたりすることがいまだに多いです。大振りになるとミート率が下がり、ミスが増えます。実は、コンパクトに振ってラケットの真ん中に当てる方が、ボールに力が伝わり、安定して速い球が飛んでいくのです。 また、苦しい体勢から「一発逆転」の強打を狙うのも禁物。窮地のときほど、まずは「高く、深く」返して時間を稼ぐのが、賢い大人のテニスです。道具のメンテナンス不足
「ゆるテニだから」と、何年も同じガットを張っていませんか?伸び切ったガットは飛びが悪くなり、それを補おうとして無駄な力み(振りすぎ)に繋がります。半年に一度はガットを張り替えるのが、実は一番コスパの良い上達術です。「反省」しすぎて楽しさを忘れてしまう
上手くなりたい気持ちが強すぎて、ミスをするたびに「自分はダメだ……」と落ち込んでいませんか?それではせっかくの趣味が台無しです。反省は「次へのヒント」として短く済ませ、笑顔で次のボールを追いかけましょう。楽しんでいるときが、一番身体もスムーズに動くものです。
まとめ
テニスは、ボールが相手のコートに返る回数が増えるほど、どんどん楽しくなるスポーツです。
「ガチ」にならなくても、ミスした原因をちょこっと考えたり、振りすぎを抑えたり、道具を少しケアするだけで、あなたのテニスはもっと自由になります。まずは次のサークルで、何か一つだけ意識して取り組んでみてください。昨日より少しだけ長くラリーが続いたとき、テニスがもっと大好きになっているはずですよ!


